(続き)
大イチョウとひまわりを見てから
杖立温泉(つえたて・おんせん)へ。
今回は足湯です。
無料の足湯。
中はこんな感じで、とってもいい感じ。
だったのに、お湯がぬるかった。
たまたまだたっとは思うが、ぬるめなので
夫が
「次へ行こう」
ひぜんやのそばの足湯。
リンクの写真の左はし、車が停まってる先に足湯がある。
「歩行湯」と「足湯」。
といっても同じ温泉。
左側が歩行湯。
もちろん無料。
右側が足湯。
(日差しが当たってる場所に座って入る。奥にはイチョウの落ち葉が見える)
ここで浸かっていたら、
ひぜんやの方から同じ年くらいの女性がやって来た。
「ひぜんやに泊まってなくても入っていいんですよね?」
と聞かれ、
「はい」
と私。
夫は先に湯から出た。
「ここ(ひぜんや)は玄関が5階になるからわかりにくくて…」
「へえ。そうなんですか」
「去年も来たんですけど、改装されてて迷路みたい」
宿泊はしていないけれど、ひぜんやにはいるってこと?
何気に顔を見た。
きれいに書かれた眉の形が「玄人(くろうと)」さんっていう感じ。
髪の毛も乱れてはいるが、上手にアップに結ってある。
こんなアップ。
結婚式の親族でも、今はやらないだろう。
ほんの2、3分だったけど
なんだか人生を垣間見た気分になった。
車に戻ると夫が徳永英明のカバーアルバムをかけて待っていた。
耳に入ってきたのは「桃色吐息」。
さあ、ここからは帰路に着く。
(続く)